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乾燥しじみにはどんなメリットがあるのか?

メリットがたくさんある乾燥しじみ

しじみは栄養価が高く、たくさん取り入れたい食材のひとつです。しかし、長く保存ができず、料理のレパートリーもあまり広くありません。これに対し、簡単調理で便利なのが乾燥しじみです。乾燥しじみのメリットはどのようなところにあるのか、詳しく見ていきましょう。

乾燥しじみとは

乾燥しじみとは殻を取り、機械や天日干しで乾燥させたものです。生きたしじみは鮮度抜群で、栄養も豊富です。乾燥しじみはインスタント食品を連想して、栄養価が損なわれるのではないかと思うかもしれません。しかし、乾燥しじみには生のしじみに劣らないメリットがたくさんあるのです。

乾燥しじみのメリット

長期保存ができる

生のしじみは購入した当日に食べるか、保存するにしても冷蔵庫で3日程度が限界です。冷凍もできますが、それでも保存できるのは2ヶ月程度です。これに対し、乾燥しじみは水分を飛ばすことで腐敗やカビの発生を防ぎ、数ヶ月、長い場合は1年程度の常温保存が可能になります。
?き身だけを乾燥させることで縮小され、スペースを取らずに保存ができるのもメリットでしょう。

栄養が凝縮されている

しじみを乾燥させることで旨味が凝縮され、味わいが深くなります。また、しじみはオルニチンをはじめとするアミノ酸がバランス良く含まれ、ビタミン・ミネラルも豊富なもの。水分が抜けても栄養成分はそのままなので、しじみの豊かな栄養を十分摂り入れることができます。

砂抜きの手間が省ける

生のしじみは砂抜きが必要になります。塩水につけて数時間放置しなければなりません。しっかり砂抜きをしないと身の中に砂が残り、ジャリジャリと砂の食感がして食べられたものではなくなってしまいます。このような手間がなく、すぐに調理に使える、もしくはそのまま食べられるというのは大きなメリットといえるでしょう、

手軽に調理できる

乾燥しじみの最大のメリットは、調理の手間が省けることです。生のしじみは殻から身を剥がす作業が大変になります。そのまま汁物に入れてしまえば簡単ですが、それだけでは飽きてしまうでしょう。小さな身を殻から取って食べるのも、なかなか面倒です。
乾燥しじみなら、このような手間が一切かかりません。手軽に調理に使えるだけでなく、味が付いているものはそのままおやつや酒のおつまみとして食べることもできるのです。

安全に摂取できる

生のしじみの場合、菌やウイルスの問題があります。調理で加熱処理してから食べるのであまり心配はなさそうですが、万が一火の通りが悪かった場合は食中毒などの危険もあり得ます。その点、乾燥しじみは乾燥の過程で加熱処理されるので、そのような心配はありません。
ただし、乾燥しじみは輸入しじみが使われているものも多くあります。輸入物を敬遠する人もいるでしょう。かつて中国や韓国の輸入しじみに毒性の物質が検出されて問題になったことがあるので、それも無理はありません。
しかし、現在は検査体制もしっかりしています。輸入量が一番多いロシア産は日本のヤマトシジミと同じ品種で、品質もとくに問題はありません。それでも気になる人は、産地も確かめてから購入するのがいいでしょう。

まとめ

乾燥しじみのメリットをご紹介しました。しじみの栄養をたくさん摂りたい時は、大いに役立つ食材ですね。料理にポンと入れるだけでOKなので、助かります。おつまみにもできて、しじみの栄養をしっかり摂ることができるでしょう。

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