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しじみは肝臓に良い?その効果を徹底検証

肝臓に良いと人気のしじみ

しじみは肝臓にいいことで人気の食材です。二日酔いに効くという噂もあります。そのような効果はどのような成分から得られるのか、検証してみました。

肝臓の働き

肝臓は体の中で、主に次の3つの働きをしています。

・胆汁を作る
・栄養を代謝する
・毒を中和する

肝臓では、脂肪を消化・吸収するための胆汁を生成しています。肝臓で作られた胆汁は胆のうに溜まり、十二指腸で脂肪の分解を行っています。
また、消化器官で消化・吸収された栄養を酵素とともに分解や再合成して、血液の中に送り出したり、エネルギー源として蓄えたりしています。 また、タンパク質を分解するときに発生するアンモニアや食品添加物、薬物や細菌など、有害な物質を分解して無毒化する働きも行っています。

肝臓に効く成分

しじみには肝臓の働きを助け、機能を高める成分がいくつも含まれています。

オルニチン

しじみといえばオルニチンと言われるほど、しじみを代表する成分です。遊離アミノ酸で、タンパク質を構成するアミノ酸とは異なり、単独で血中や細胞内で働きます。
このオルニチンは主に肝臓内で働き、有毒物質のアンモニアと結びついて無毒な尿素に変える作用があります。これにより肝臓の負担を軽減して肝機能を高めるため、疲労回復の効果が期待できるでしょう。

タウリン

タウリンには、体内の状態や細胞を安定した状態に戻そうとする機能があります。 肝臓内にも多く存在し、傷んだ肝臓の再生などに働きます。
また、タウリンには肝臓が行う胆汁の生成を促進する効果も。胆汁はコレステロールを材料にして作られるため、胆汁の生成を促すことで体内のコレステロールを多く使うことになります。その結果、血中コレステロール値を正常にする効果も期待できるのです。
しじみで二日酔い防止ができるというのも、このタウリンの効果です。アルコールが肝臓でうまく分解されないと、二日酔いの症状が起こります。アルコールの分解には酵素の働きが必要になりますが、タウリンはこの酵素を働きを助けることで分解を促進してくれるのです。

アラニン

アラニンは肝臓で作られるアミノ酸で、肝臓の保護やアルコールの分解などに働きます。アラニンを使ったラットの実験では肝臓の再生が促進される、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドの血中濃度が下がるという結果が得られているのです。しじみでアラニンを補うことで、肝機能を正常に保つ事ができるでしょう。

まとめ

しじみの肝臓への効果を解説しました。世間の評判通り、しじみは肝臓にいい効果があるようです。お酒をよく飲む人はもちろん、健康を維持したい人も、肝臓に良いしじみをたくさん食べるようにしたいですね。

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