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国内で摂れる蜆の産地

蜆の旨味成分でもあるオルニチンは、遊離アミノ酸という成分で構成されています。これはとても血液に溶けやすいので、体内に入ると直ちに体をかけめぐり、血の集まる肝臓や腎臓へ届きます。そこで血液の浄化作用を助ける働きをしてくれるので、オルチニンは肝臓に効くと言われています。

肝臓と言えばアルコールを分解する臓器ですから、当然オルチニンは二日酔いなどに効果があります。「二日酔いには蜆の味噌汁が良い」といわれるのはこのオルチニンによるものです。たくさん水分を摂ってオルチニンを補ってあげれば、普段より二日酔いは早く解消するはずです。

オルチニンは蜆ばかりでなくアサリなどの二枚貝にはほとんど含まれている成分ですが、蜆はそれらの中で群を抜いてたくさんのオルチニンを持っています。

蜆を毎日食べるのは大変なのでサプリメントが便利ですが、注意してほしいのは原料となる蜆の産地です。蜆は中国、台湾、日本などで取れますが、できるだけ国産か、台湾産がおすすめです。蜆は生息地や環境、餌によって味も栄養素の配分もかなり違ってくる生物なので、オルチニンはやはり国内産のものか、汚染の少ない台湾産のものに豊富なのです。日本では蜆の有名な産地として島根の宍道湖http://www.theoldvillageinn.com/RESTAURANT.htmlや青森の小川原湖があげられます。汽水貝なので、海と繋がった湖にたくさん生息します。最近は北海道のものも増えてきましたが外来種のしじみによる悪影響も出てきています。オルチニンは蜆以外の穀物から培養される場合もありますが、できれば本物の蜆エキスを使ったサプリメントの方が栄養価は高いとです。

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