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しじみの保存方法とは?賞味期限についても解説

しじみはフリーズドライや冷凍で売られているものもありますが、多くは生きている状態で販売されています。たくさん出回る旬の時期など、たくさん買って保存したい場合もあるでしょう。
そこで、この記事ではしじみの保存方法と賞味期限について、詳しく説明いたします。

しじみは生もの

流通しているしじみの多くはヤマトシジミといい、淡水と海水が混じり合った汽水域に生息しています。塩分濃度や酸素量など、生存するための条件があり、それらが満たされない家庭で鮮度を保つことはとても難しいものです。保存する場合は、細心の注意が必要になるでしょう。

しじみは保存できるか

しじみは生きた状態で販売されているのが通常です。美味しく食べるには鮮度が大切なので、購入したその日に食べるのが基本になります。しかし、たくさん買い過ぎて翌日以降にまわしたいときは、保存することも可能です。塩抜きをした後で、冷蔵庫か冷凍庫に保存することになります。

しじみの賞味期限

賞味期限は当日が原則です。冷蔵庫に保存する場合は3日、冷凍庫でも1ヶ月が目安になります。それ以上の保存は鮮度が落ちて風味が悪くなり、傷む場合もあるので、早めに食べきるようにしましょう。

しじみの保存方法

しじみを翌日以降まで保存する場合の方法について、見ていきましょう。

砂抜きをする

当日食べるときも保存する場合でも、まずは鮮度の高いうちに塩抜きをします。ヤマトシジミの場合、海水の混じった汽水域に生息しているので、同じような濃度の塩水を使います。水道水などの真水で砂抜きをすると、浸透圧が違うのでコハク酸やグルタミン酸などの旨み成分が逃げてしまいます。

生息に適した塩分濃度は0.3?0.5%程度で、塩抜きはそれより濃いめの1%程度にするのがおすすめ。100ccに1gが目安になります。体内の浸透圧を塩水と同じにするためにグリコーゲンを分解して旨味成分のコハク酸を合成するため、旨みが増すことになります。
塩水はしじみが半分浸るくらいまで注ぎ、新聞紙などを被せて暗い状態にして4時間ほど放置しましょう。

冷蔵庫ではラップする

すぐに食べずに保存する場合は、乾燥しないようにジップロックなどに密封するか、ラップをかけておきます。エサがない状態のしじみは鮮度が落ちていくので、保存期間は長くても3日程度にしておきましょう。

長期保存は冷凍庫で

長く保存したい場合は冷凍保存も可能です。1ヶ月程度の保存ができるでしょう。冷凍するときは水分をよく拭き取り、ジップロックなどのビニール袋に密封して保存します。なるべく空気を抜いて真空状態にするのがポイントです。量が多い場合は小分けしてください。
しばらく使わないと思ったら、冷凍するのが間違いありません。冷凍することで旨味が増すとも言われています。

4, まとめ しじみの保存方法と賞味期限について説明しました。しじみは砂抜きが面倒なので、安くなる時期にたくさん購入して一度に処理して冷凍保存すれば、調理にすぐ使えて便利ですね。冷凍なら1ヶ月分まとめて保存することもできます。栄養豊富で健康効果が高いしじみを上手に摂り入れたい人は、ぜひお試しください。

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