メインイメージ メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

しじみで加齢臭を改善できる?

しじみで加齢臭対策

年齢を重ねるに従い、気になるのが加齢臭です。7割以上の人が他人の加齢臭を感じたことがあるというアンケートの結果がありますが、自分も匂っているのではないかと気になる人も多いはず。そんな加齢臭の対策に、しじみが役立つとされています。どのような作用でしじみが加齢臭に効くのか、この記事で解説していきましょう。

加齢臭とは

加齢臭は中高年になると感じられる脂臭いニオイのことで、その原因となるのが「ノネナール」という物質であることがわかっています。
皮脂の成分は年齢を重ねるとともに変化するもの。ヘキサデセン酸という脂肪酸や、活性酸素により酸化された過酸化脂質などが増えてくるのです。このヘキサデセン酸はもともと無臭ですが、過酸化脂質と結びつくことで変化し、ノネナールが発生してしまうというわけです。
このノネナールは男女問わず、40歳を超える頃から増え始めると言われています。

加齢臭以外の体臭

加齢臭は汗をかいたときや疲労しときに、さらにニオイを強める傾向にあります。汗そのものは無臭ですが、汗や皮脂が皮膚常在菌に分解されて雑菌が繁殖し、ニオイが発生してしまうのです。
また、疲労した時にも体臭が発生します。この時のニオイは皮膚の表面からではなく、体内から出るアンモニアが原因で、ニオイの質も異なります。アンモニアは、体内でたんぱく質が分解されたときに発生するもの。通常は肝臓で分解され、無害な尿素になって排出されていきます。
しかし疲労が重なって肝臓の働きが低下すると、アンモニアがうまく分解できずに体内に停滞してしまいます。血液に乗って全身に循環し、毛穴から出る汗や皮脂に混じることでニオイを発生させてしまうのです。

しじみの加齢臭への効果

加齢臭をはじめとする体臭は、皮脂や汗が皮膚の上にとどまることで発生します。そのため、その予防・改善にはまず皮膚を清潔に保つことが第一です。
その上で、しじみを食べることでも次のような効果が期待できます。

オルニチンがアンモニアを分解

しじみに含まれているオルニチンは肝臓で働くアミノ酸で、有害物質のアンモニアと結びつき無毒な尿素に変える作用があります。体臭の原因になるアンモニアの分解が促進されることで、嫌なニオイが改善されるでしょう。
肝臓の負担を軽減することで肝機能が高まり、疲労回復効果も期待できます。

ビタミンEで抗酸化

加齢臭の原因になるノネナールは、加齢によって増える皮脂の成分・ヘキサデセン酸が過酸化脂質で分解されることで発生するもの。これを防ぐには、ただ皮膚表面の皮脂やノネナールを取り除くだけでなく、体の酸化も抑えていく必要があるのです。
しじみには抗酸化作用のあるビタミンEが含まれ、体内の活性酸素を除去する働きがあります。活性酸素は大量に増えると細胞を酸化させる、有害なもの。これを除去することで酸化を抑制することができ、過酸化脂質の発生も抑えることができます。
過酸化脂質が作られないことでノネナールの発生も食い止められ、加齢臭を予防・改善することができるでしょう。

まとめ

加齢臭対策にしじみも役立つことを解説しました。ニオイが気になったら、まず体を清潔にすることを心がけましょう。毎日お風呂に入り、日中も汗や皮脂をこまめに拭き取ることを忘れずに。また、ニオイの根本原因は体内にあることが多いので、しじみを摂ることは大いに役立つはずです。特に仕事の後など疲労している時に体が臭う人は、しじみを積極的に食べるようにしましょう。ニオイが減るとともに、疲労回復などの健康効果も得られるはずです。

関連コラム一覧