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しじみは成長ホルモンの分泌を促進するのは本当?

しじみと成長ホルモン

成長ホルモンは成長期の子どもに必要なだけでなく、健康な体を維持するために大切なものです。しじみには、その成長ホルモンの分泌を促進する効果も期待できると言います。どのように作用するのか、詳しく説明しましょう。

成長ホルモンの働き

成長ホルモンは、脳にある脳下垂体という場所から分泌されるホルモンで、大きく分けて次の2つの働きをしています。

・成長を促し、骨や筋肉など体の各組織の形成を促進する
・糖質や脂質の代謝バランスを調節する

他にも、免疫機能を正常に保つ、脳に作用して記憶力を高める、などの働きもしています。
この成長ホルモンは眠っているときに最もよく分泌され、傷ついた細胞の修復や疲労の回復が行われます。

しじみの成長ホルモンへの効果

しじみには、このような成長ホルモンの分泌を促す成分がいくつも含まれています。

成長ホルモンの分泌を促す成分

しじみに含まれるアルギニンやオルニチンには、成長ホルモンの分泌を促進する働きがあります。オルニチンは肝臓で有毒なアンモニアを分解する過程でアルギニンに変換され、同様な効果を発揮します。

質の良い睡眠に導く成分①

しじみには、眠りの質を高めるアミノ酸も含まれています。必須アミノ酸のトリプトファンもそのひとつで、夜になるとメラトニンというホルモンに変わります。このメラトニンは夜、自然に眠くなるという体のリズムを取り戻してくれるもの。この効果で質の良い眠りにつくことができ、成長ホルモンの分泌を高めることができるでしょう。

質の良い睡眠に導く成分②

グリシンは睡眠に関わるアミノ酸です。グリシンには血管を拡張させて、体温の放熱を促す作用があるもの。睡眠時の深部体温(体の中心部分の温度)を下げることで、深い眠りに入ることができます。
また、グリシンは睡眠のリズムを整える働きもします。成長ホルモンは、入眠直後の深い睡眠のときによく分泌します。これは、眠りについてから約30?60分後で、このときに深い睡眠に入ることが、最も多く成長ホルモンが分泌させるポイントになるのです。グリシンを摂ると深い眠りに短時間で入れるという実験結果があり、寝る前に摂ることで質の良い睡眠を取ることが期待できるようになります。

まとめ

しじみと成長ホルモンの関係について解説しました。成長ホルモンは健康にも美容にも大きく関わる大切なもの。直接成長ホルモンを促す成分と、よく眠れることで成長ホルモンの分泌を促進する成分の2本立てで、高い効果が期待できそうですね。

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